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【東京ポストパンク黎明期の幻の音源 奇跡の発掘!】
パンク・ニューウェイブの熱波で多くの若いバンドがひしめきだした1980年の5月。
次世代と目された数バンドによるレコーディングライブ「回天’80」(六本木スタジオマグネット)が企画された。
収録された音源はオムニバスLPとして予告されたが…
主催者が経済破綻により行方をくらまし、そのまま幻の音源となっていた。
そして40年後、コロナ禍に世界が揺れる2020年、ある種の終活として主催者が謝罪と共にマスター音源をバンドに返却。
メンバーでさえ、その存在すら忘却していた音源であるが
結成初期の熱量と勢いにあふれた演奏はメンバー自身が驚く新鮮さがあった。
(more info coming soon!!!)
絶対零度は僕が初めて、ライブを見てレコードを作りたいと思ったバンドだった。
ロックのフォームを壊したところから始まったようなその音楽は、
東京ロッカーズの次の時代を予兆させ、新鮮な衝撃だった。
地引雄一(写真家・JUNK CONNECTION主宰)
【絶対零度CD発売によせて】 渡辺正(フジヤマ店主)
1980年前後は面倒くさい事が多かった。
それが新鮮という名の「美しい芽吹き」なのですね。
僕達の美は新鮮を纏う。
当時私は五番街下北沢店というレコード店にいた。
売り場の横にいい加減なステージを作り、今で言うインディーズバンドのライブを
やってたんです。
絶対零度のライブもやったなぁ…
面白かったよ、めちゃくちゃノイジーでステージすらあって無きもののように音楽が
跳ねてた。
どう転ぶか分からない新鮮な音の芽吹きがありました。
あとで隣接した他の店から苦情が出て、責任者の私は始末書を書かされました。
僕はそれでいいと思った、美しいじゃないか!